Johnny Oral&Maxillofacial Surgery 口腔外科医だからできる診断と治療
口腔外科 親知らず
当クリニックでは下歯槽神経に近接の疑いがある親知らずの抜歯は全て歯科用CT撮影を行い万全な診断のもと抜歯を行います。
左下8親知らず
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パノラマエックス線写真
パノラマエックス線写真にて根は1つに見えた症例。
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歯科用CT写真
歯科用CT撮影にて根は2つと診断した。
右上8親知らず
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パノラマエックス線写真
パノラマエックス線写真にて上顎洞に近接していた。
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歯科用CT写真
精査目的にて歯科用CT撮影をしたところ、親知らずは上顎洞に広範囲で接触していた。
右下8親知らず
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パノラマエックス線写真
主訴 右下親知らずが痛みを繰り返し、抜歯してほしい。
パノラマエックス線写真にて下歯槽神経に近接していた。 -
歯科用CT写真
CT撮影の結果親知らず根尖部に下歯槽神経がかなり近接していると診断できた。
口腔外科 舌 口唇(くちびる)にみられる病気、出来物
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正中菱形舌炎
舌中央部の後方1/3に生じる舌乳頭(ぜつにゅうとう)が欠如したものです。
赤色をしたひし形の高まりとしてみられます。できもののように見えるため、腫瘍を心配して受診する人もいます。特に症状もありません。 -
舌 血管腫
血管腫とは血管が変化して塊のようになってしまう病気で、痛みなどの症状はありませんが、肉眼で赤黒く膨らんだような症状がみられます。
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白板症
頬粘膜や舌、歯肉に認められる白い病変で、ガーゼでこすっても剥離(はくり)しないものをいいます。白板症は比較的頻度も高く、とくに舌にできたものは悪性化する可能性が高いため、前がん病変(後に口腔がんへ変化していく可能性のある病変)と言われており長期で経過観察が必要です。
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カンジダ症
カンジダ菌は口腔内の常在菌の一種で、他の菌と共存しています。しかし、副腎皮質ステロイド薬の投与や糖尿病、免疫力が低下している状態、唾液量の減少、長期間にわたる抗菌薬の服用などにより、常在菌のバランスが崩れ、カンジダ菌が異常に増殖し、病原性を発揮することにより発症します。
ガーゼでこすると剝離(はくり)できる状態、時に痛み(ヒリヒリ)した症状や味覚障害なども認められる場合があります。[写真左:治療前→写真右:治療後]
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地図状舌
舌の表面の舌乳頭が欠如し、地図のような模様ができるものです。日によって模様が変化することがあります。刺激によって痛みが出るときがあります。
原因は不明ですが、カンジダ菌が原因と言われる説もあります。 -
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
ウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手のひらヒラや足の裏に数多くみられる病気で、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。ときに、足と手のほかにスネや膝にも皮疹が出ることがあります。
原因は不明ですが、金属アレルギーが原因でおこるという説もあり、歯科領域では口腔内の金属(インレーやクラウン)を外すことで治癒したという報告もあります。 -
下唇部良性腫瘍
初診時、お口が閉まらないことを主訴に来院。
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下唇部良性腫瘍
初診時下唇部粘膜面